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Drummer / Drum Instructorの K-FUNK a.k.a. 本間克範の日記です。 コメント宜しくお願いします。
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日本人は元来、

海外の物や文化など新しい物が

とても好きだったそうです。

日本人自身は

自らを保守的と思っているかも知れませんが、

キリスト教がかつて戦国時代の日本に定着したのも

元来が新しもの好きの国民性が関与しているようです。




しかし今や。

日本独自の物や文化、

さらにはその良さをしっかり説明できる人が

果たしてどの程度日本にいるでしょうか?

外来の音楽にいつの間にか慣れ親しみ、

ついには何を思ったか生業にまでしてしまった、

ワタクシもそれを語る自信はありませんが、

ワタクシよりも若年の世代となると、

恐らくすでに絶滅しているのではないかと思われます。




欧米化した今の日本があるのは、

先に述べた国民性と敗戦国としての運命も

深く関連している事でしょう。

それによって日本人の生活は便利になり、

先端の工業や科学の恩恵を最大限に受け、

しかもそれを造るまでに至りました。




その日本人の本来の姿は、

忘れ去ればよいというものではない筈だと

ワタクシは思っています。




原発論争。

ベビーカー論争。

治安国家神話崩壊。

アダルトチルドレン。




そして何より、

それらを全て自分を取り巻く環境や自分を取り巻く人に

責任があると結論付けてしまっている人が

余りに多いのではないでしょうか?




日本の本来の良さは、

欧米化した合理主義の中には「ない」のではないかと思います。

日本に住まわれる外国人の皆さんも

きっとそれには同意してくれると信じています。




日本人が日本的で何が悪い!?

日本人が日本の文化を忘れたら

それはもう無国籍な、

いてもいなくてもいい民族なのではないか!?!?




自分の故郷の良さが説明できない人間は、

外に出たって実は大した事はできないんじゃないかと思います。




ワタクシは大それた事はできませんが、

せめて自分の立ち位置を見誤らずに、

日々を生きて行きたいと思います。





拍手[7回]

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2014年、平成26年が、

まあ無事というか、ただ時間が経っただけというか、

明けましたですね。




旧年中も音楽を通して

これまでもずっとお世話になってきた方や

新たにお知り合いになれた方々など

大勢の皆さんと交流でき、

自分の音楽世界もまた少しだけでも

広げる事が出来たと自負しております。




これからも牛歩の歩みで、

このHPも継続していきますので、

温かく見守って下さい。




本年も宜しくお願い致します。





K-FUNK  a.k.a. ほんま かつのり








拍手[5回]

またまた随分と放置してしまいました。

前回の記事は

7/25にミュシャ展を見に行った話になってます。

かれこれ2ヶ月以上放置です。




ま、

それ以前にはもっと放置してましたが…。




その間に新潟と長岡で路上ライブやったり

知人が一人勝手に旅立ったり

新しいカルテットを結成したり

松之山温泉のジャズストリートに出演したり

台風直撃後の柳都ジャズフェスティバルに出演したり、

けっこうアチラコチラでアレヤコレヤと

活動させて頂きました。



気付けばもう10月。

この歳になるまでの様々な活動が

ここにきていろんな形に再結晶化してきている実感が

今フツフツと沸いています。




焦らず、しかし歩みを止めず、

今年の残りもまだまだいろんな企画がありますし、

来年は来年で自分の中である大きな再チャレンジが待っていたりで

結構頭の中はザワザワしてきています。




ブログは滞ってもワタクシは動いております。

どこかで名前を見付けたら

是非声を掛けに来て下さい。



K-FUNK a.k.a. 本間克範

です。




拍手[6回]


『ミュシャ展』。




現在新潟市万代島美術館で開催されている

話題の展覧会。





久々に夫婦揃って休みが取れたので、

その話題に乗っかって見てきましたよ。




広告デザインで名を馳せた当時としては新世代の画家だったのではないでしょうか。

ロートレックとかも確かそうですよね。



知識は浅いのでそこら辺は突っ込まないで頂きたいですが。




件の『ミュシャ展』ですが、

もう20年ほど前に新潟市美術館でも展覧会が行われ、

まだ子供も生まれていなかった頃の我々夫婦は

時間の余裕に物を言わせて名画の数々を

楽しんできた訳ですが、

今回は本邦初公開の絵画彫刻も多数展示され

とても興味深いものでした。





広告デザインで名を馳せた。

それもそうですが、

写真/フィルム世代の画家なんだなと強く感じました。

構図の取り方、陰影の作り方、パース、

モデルのポージング、

どれをとっても当時としてはきっと新しい、

つまりは現代に通ずる感覚を覚えるのです。




リトグラフでのグラデーション表現も、

仕上がりをイメージした上での個性的な線使い、色使いで、

前回そこまで気をつけていなかったというところまで

つぶさに見る事が出来ました。




更に感じたのはその影響力。




数多くの線を使って表現する影、動き、質感。

「アール・ヌーヴォー」と同義とされるアーチを描くような髪の毛の描写。

そして平面のみならず、

金属の頭部彫像における髪の毛の表現方法。

長い髪を後ろで束ねたその束や、

顔の両側面に垂らされた髪の、

細い髪の集合を塊で作り上げる表現方法は、

現在のフィギュア製作にその影響を感じずにはいられません。





あの漫画家、あのイラストレイター、あの立体造形作家...。




その影響力は多岐に及び、

しかもそれがスタンダードになっている。




驚くべき事実を、

次々目に入る作品群から思い知らされました。






そしてそれらは、

時代背景、民族問題、

様々な感情を、

画を通して表現すると決めた心の強さを孕んで、

時代を超えたスタンダードとして、

また静かなる叫びとして訴えかけてくる唯一無二の存在として、

高めているのだと思います。





ただ好きな絵の原画を見たい。

そんな思いで行ってきたのですが、

それ以上のものを得ることが出来たと感じています。





創作とは。




その一つの答えを見ました。




大変な事だ...。








拍手[1回]


2013年夏の新潟ジャズストリート。

出演者の皆さんはそれぞれの思いもあるかと思いますが、

今回も大盛況のうちに何とか無事に終了しました。




個人的には今までのジャズストの中で

もっとも不安で、

もっとも自分のやりたい事を音に出来たジャズストではありました。





そんな中で、いろいろと思う事もありました。




観る人も演る側も、

その人がその時にいる場所の事しか体験出来ない。

演奏者は当たり前ですが、

観る人も、特にお目当てのバンドやミュージシャンがいれば

その演奏を追い掛けて行くのが普通といえば普通なんだと思います。





ただ、

このスペシャルな機会に、

やはりいろんなバンド/ミュージシャンを観て欲しい。

それは、ワタクシ自身も今まで観てもらった事のない方々に

観てもらいたい。




演る側は、そういったまだ見ぬオーディエンスに

常連となってもらえるような努力も必要だと思います。

少なくとも、自分はそういった努力がまだ足りていない気がします。





どんな人に観られてもその人々を魅了する事が出来るのか?

その前に、今まで観に来てくれた人々を魅了する事が

出来ていたのか??

自分の演奏で、観る人の心を揺さぶる事が出来ていたのか??

出来ているのか???





いろんな事後情報(つぶやきやら顔本やら)で様々な状況が

手に取るように得られる訳ですが、

それだけにその核心はどこにあるのか、

音楽という表現手段をどれだけ思うように伝え、

思うように伝わっているのか。





そういう事がすごく頭の中に悶々と残っている、

そんなアフタージャズスト。





終わった直後の達成感がニセモノとは思わないけど、

そこで満足したら、後がない気がする。

そう思うと、

達成感に全く浸れないのが正直な今の気持ちだったりして。





いや、

その達成感にリアルな手応えが得られた(気がする)からこそ、

今のこの心境とのギャップに

なんだか胸が締め付けられるんですよね。





こんな事でいちいち悩んでいられるのも、

音楽を生業と定めた人間の道楽なんだとは思いますが、

だからこそ悩まなければいけないとも思います。







間違えて読んで下さった皆様

お付き合い頂き有り難うございましたm(__)m








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