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Drummer / Drum Instructorの K-FUNK a.k.a. 本間克範の日記です。 コメント宜しくお願いします。
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去る2015年6月28日(日)、

ホテルイタリア軒にて

『Niigata Yossy Big Band』の初公演が

大盛況のうちに終了致しました。




東京よりリーダーのYossyさん(Sax全般、Fl)、

渡邊勇人さん(Ts)、

峰崎芳樹さん(Tp)、

乳久保研志さん(Tb)を迎え、

VocalのRenaさんを交えた総勢18名の

大迫力ビッグバンド。





メンバー全員(少なくとも新潟のメンバー)は

今回のコンサートに並々ならぬ意気込みで臨み、

そしてそれは見事に結実し、

第一回コンサートを成功裏に終了できたのです。





オフィシャルで記録してくれた方の資料を再生して

自分の演奏を確認してみましたが、

終わった直後の充足感と実際の演奏は

必ずしも一致しないな、今回も...

というのが率直な感想でした。





これまでも自分の音楽家(?)人生における

ターニングポイントとなる現場を

幾度も経験させてもらってきましたが、

終われば全て過去。

繰り返した練習も、

なかなか覚えられなかった譜面も、

難解な曲も、

そして当日頂いた歓声も拍手も、

全ては過去。






あとはその過去を教訓に次の演奏を更に良いものにする。

それしか残りません。






想い出作りとは違うのです。






大きなコンサートもいつものライブも、

ボランティア演奏も路上パフォーマンスも。

全ての場所でその瞬間に出来る全てを出す。出し切る。

それを常に心掛けているつもりですが、

理想と現実には必ずギャップが残ります。





これからもそのギャップを少しでも、少しでも埋めるべく、

日々の演奏活動を積み重ねて行きたいと思っております。





皆さんの応援を頂けると頑張れます。

地方都市(都市?)に生きる一介のドラマーの生き様を

皆さんに見守って頂ければ幸いです。




K-FUNK








拍手[18回]

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2015年4月第3の特筆!

『藤井政美 Tie-s Trio』。



広島ジャズ界を牽引されるサックスプレイヤー藤井政美さん。

稀有な表現力と世界観の持ち主、ボーカリスト因幡由紀さん。

そして新潟初登場の素晴らしいピアニスト鳥岡香里さん。





これまで何度も共演させて頂き

演奏でワタクシを導いて下さった藤井さん、

そしてその藤井さんが大レコメンドされるお二人のミュージシャンと

今回初めてご一緒出来た事は

自分の音楽活動の幅を更に拡げてくれる

特別な体験となりました。





浮遊感と存在感。

無邪気と達観。

天衣無縫のようでいてどこか寂しげ。

相反する二面を事も無げに同居させる

因幡由紀さんの歌声は、

馴染みのスタンダード曲が

いつものスタンダード曲ではなくなります。

完全に彼女の世界。

ですからワタクシも、

自分の中にあるスタンダード曲のイメージだけでは

到底太刀打ちできません。





新潟初登場のピアニスト鳥岡香里さん。

ベーシスト抜きの今回のツアーでは

アンサンブルの中での役割が

いつも以上に多かったと思われますが、

そんな事は感じさせないアンサンブル力。

リズミックなアプローチも、

空間を感じさせる演奏も、

その場その場で素早く反応されて

曲の世界を見事に構築されていました。

キラキラと輝くような演奏でした。素晴らしい。





そして大ボス藤井政美さん。





これまでも様々なサジェスチョンをサッと手渡してくれた藤井さん。

次にお会いする時には何かしら変わらなければ ──

そんな思いで久々にお会いした今回でした。

また手渡されてしまいました...。

ワタクシを怠けさせてくれない何人かのミュージシャンが

常に近くにいてくれているのですが、

藤井さんも間違いなくその一人です。

頑張ります。





この皆さんに新潟ツアー初日として出演して頂いたのは

長岡のカフェ「キャラメルママ」。





このお店は長岡市を中心とした中越地区の

いわばアーティスト達のたまり場。

何かを表現し、発信し、形にする

センスとエネルギーを持った面白い大人達が、

ジャンルを超えて集まるお店なのです。

居心地がよ過ぎて楽し過ぎて、

藤井さんご一行にこのお店を知ってもらえて、

またご一行を口実にワタクシもお知り合いになれて、

本当に良かった。

これからもきっとお世話になります。

ギターのイリエさん、キャラママのユミさん

有り難うございました。



そして「Jazz Flash」。

藤井さんとワタクシが出会ったのがこのお店。

ですからここを外す訳にはいきません。

ジャズの王道たるべき演奏、

いつもとは違う実験的なアプローチ、

そのいずれも受け止めてくれ、

いずれも完成度を要求される、

そんなお店。

オーディエンスの為には

完成度を下げないのは当然ですが、

それを常にチェックされるこの感覚。

これながいとワタクシはダメなんです。





ミュージシャンとお店。

そしてお客様。

その繋がりの素晴らしさを感じる事が出来た、

『藤井政美 Tie-s Trio』の皆さんとのライブでした。



セッションに駆けつけてくれた皆さん。

観に来て下さったお客様。

本当に有り難うございました。



『藤井政美 Tie-s Trio』

藤井政美(BS、SS)

鳥岡香里(Pf、Kb)

因幡由紀(Vo)

イリエカズヲ(Gt)※24日

本間克範(Dr、Per)



拍手[5回]

ワタクシK-FUNKの2015年4月。

激動の一ヶ月を演出してくれた第2のエレメント。

『ERIKA 10th Anniversary JAPAN TOUR』。





NYでジャズボーカリストとしてのキャリアをスタートして15年。

帰国の度に全国ツアーを精力的に展開して10年。

ERIKAさんにとってのメモリアルイヤーのジャパンツアーを

新潟ライブでお手伝いさせて頂きました。





ERIKAさんとの初共演は2014年10月。

勿論4ビートの曲もとてもスウィンギーに歌われるんですが、

ブラジリアンやラテンもとてもグルーヴィ!

ジャズもラテンも元々ダンスミュージック。

それを歌とノリで、

背後にいるバンドメンバーにもガンガン伝えてくれます。

また伸びやかでありながら耳に心地よい豊かな歌声。

その真価が発揮されるのがバラード。





声を張るボーカルは確かに迫力があります。

しかし歌も楽器も、

ゆっくりを、そしてピアニシモを、

一定に維持する事の方が何倍も何十倍も難しいのです。

語りかけるような、時にささやくような繊細さ。

この表現力の豊かさがERIKAさんの真骨頂だと思います。





そして何と言っても彼女の大らかさ!





九州生まれというのもきっと関係していると思いますが、

とても気さくで明るい方。

そういったお人柄が彼女の声、歌に

しっかり反映されていて、

それが彼女の音楽の根底に

「和み」をもたらしてくれているのです。



だからライブの後の会場は、

緊張から解き放たれたというよりも

皆さんとても和やか。

全員が笑顔になってしまうんです。

本当に素晴らしい事です。





彼女の音楽を、彼女が思い描くように、

出来ればそれ以上に、音にする事が

一瞬でも出来ていたらと

ワタクシ自身心から願っています。

そしてまた次回も是非ご一緒させてほしいと思います。

和みのERIKAワールドに。





ERIKA 10th Anniversarry Japan Tour "Nostalgia"
in Niigata



ERIKA(Vo)

野沢美穂(Pf)

文河潤(Bs)

本間克範(Dr)



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2015年4月はワタクシK-FUNKにとって

大変意義深い、そして様々な展望を予感させてくれる

とても重要な月となりました。

ここに備忘録として

一つ一つ書き記していこうと思います。





まずは何と言っても『Martin "MUSA" Musaubach Japan Tour 2015』。





アルゼンチン生まれ台湾在住のジャズピアニスト、

MUSAが率いる「MUSA's Quartet」名義のグループに

今回加入する事になりました。

その活動の一発目が全国ツアー7DAYS。

新潟、富山、名古屋、京都、四日市、そして東京2日間。





東京、大阪、名古屋、仙台、金沢、秋田と

単発では様々な場所で様々なバンドで演奏しましたが、

単一バンドで7日間連続というのは初の経験。

何より体力的に心配でした(笑)。





MUSAの音楽は独創的でありつつキャッチー。

シンプルなようでいてトリッキー。

魅力的な曲ばかりです。





アルゼンチンのタンゴの要素を含めた中南米のラテングルーヴ。

12歳からブルースバンドでキーボードを弾いたという

エピソードからも伺える

ブルーズ/ジャズのテイスト。

そこに台湾で培ったアジアのメロディと、

そして何よりもアジア人の精神性。

そういった様々な要素がMUSAの音楽の中に溶け込んでいて、

演奏していてもそれぞれの曲に

めくるめく世界が次々に変化していく

とてもカラフルな音楽です。



台湾ではCDがリリースされているMUSAですが、

日本の音楽ファン/ジャズファンにも是非知って頂きたい。





今回のツアーは初日が新潟だったのですが、

スタート前日にその新潟でリハを敢行。

5時間休みなしの体力勝負・精神力勝負でしたが

それがなければ今回のツアーは有り得ませんでした。





そのリハを含めての8日間、

バンドが、アンサンブルが、徐々に固まっていくのを肌で感じ、

そうして自由度が上がりその分緊張も高まる、

その変化を楽しめたのが今回のツアーの

とても大きな収穫でした。





今回それぞれの地でライブに来て下さった皆さん。

現在の音楽仲間、前職の同僚、

高校の同級生、かつてのバンド仲間、専門学校の同期の人々、

某楽器メーカーY社の企画でご一緒できた西脇さんご夫妻、新谷さん、

現在同じ職種の仕事仲間、そして甥っ子(笑)。

皆さんがワタクシの活動を応援して下さったお陰で

今回のツアーが成立しました。

心から感謝致します。



昨年初来日のMUSAも日本を気に入ってくれています。

来年以降もツアーで来日してくれるそうです。

更にMUSAの音楽が日本の音楽ファンに広がってくれることを

心から願っています。





MUSA's Quartet Japan

Martin "MUSA" musaubach(Pf,Kb)

越智巌(Gt)

梅沢茂樹(Bs)

本間克範(Dr)



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いよいよ今週末は夏の新潟の風物詩、

『新潟ジャズストリート』が開催されます。




19日(土)と20日(日)に亘り、

総会場数30会場強、

出演者は二日間で何とのべ1300人余りが

熱い演奏を繰り広げるのです。




そんな会場の一つに、

NST新潟総合テレビの「ゆめホール」という会場があります。

このテレビ局の社屋がリニューアルオープンしたのは

今から10年前の10月でした。



ワタクシはオープニングイベントのウェルカム演奏で

ピアノの篠田先生他の方々と

スタンダードなどを演奏しておりました。

昼間の演奏を終えて帰宅した土曜日の夕方6時前。

グラグラ~っと家が揺れたのです。

間違いなく地震。



それがあの中越地震です。



新社屋オープニングイベントは急遽地震速報に切り替わり、

大きく揺れる照明機材の真下を逃げる

一般客の皆さんが画面に映し出されていました。






その年の7月、

つまり今からちょうど10年前には、

三条、燕を含む県央地区が

水害でダメージを受け、

そこからようやく皆さんが立ち直り始めた矢先の、

正に泣きっ面に蜂の災害でした。




ワタクシたちが演奏している姿を

一応カメラが捉えてくれていましたが、

そんなものは当然お蔵入りです。



= + = + = + = + = + = + = + = + = + = + = + = + =



あれから10年。

NSTゆめホールでは、

中越地区から「TWE Big Band」の皆さんが出演されます。





今日までの10年に思いを馳せながら、

自然災害を物ともせずSWINGしまくる

TWEの熱いサウンドを浴びたら、

このジャズストリートが特別なものになるかもしれません。




......




ワタクシ、同じ時間帯で別会場で演奏してますので、

お嫌でなければそちらも是非覗いてみて下さいませ。





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