Drummer / Drum Instructorの
K-FUNK a.k.a. 本間克範の日記です。
コメント宜しくお願いします。
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先週末は土日とライブでした。
『シューク・フラッシュ!』さんとのライブと
とあるミュージックパーティでのバックバンド&ゲストライブ。
ドラムもパーカッションもバンドの中では裏方。
普通は前面に出てはいけません。
音楽の根幹=リズムを打ち出して
バンドアンサンブルを時に牽引し時に後押しする。
リズムをグルーヴさせる事で他の演奏者も観客もノせる。
ノれれば安心してメロディに酔いしれる事が出来る。
つまり、
リズム楽器がいい仕事をしている時は、
観客の目と耳はフロントマンに向くのです。
だからそんな時は、
リズム楽器の存在感は感じられなくなるのです。
(リズム楽器を演奏する人やコアに音楽を聴いている人は別)
例えばドラムが目立つ時、というのは、
上記のような本来の役割を超えて曲のドラマティックな瞬間を作り出した時と、
上記のような本来の役割を果たせずリズム(やグルーヴ)を破綻させてしまった時。
そんな時、
「ああ、コイツはこんなもんか」
と思われ、次からは声が掛からなくなる。
裏方の存在だからこそ、
それに賭け、手を抜かない。
存在感が感じられないのはむしろそれ自体が評価であり賞賛だと思うのです。
目立たない存在だからこそ、
どうあるべきかを真剣に考える必要があると思います。
それはドラムなどリズム楽器以外でも同じ。
演奏会場でもよくある話ですが、
音響が悪かったり、
ピアノの調律が狂ってたりすると、
「その程度にしか考えてないって事ね」
と思いたくもなる。
裏方は本気で裏方に徹しなければ、
裏方をやる資格はないと思います。
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