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数少ない、本当に、本当に数少ない読者の皆様。
ただいま。
そしてその久々の投稿は
突然のCDのリリース情報です!
ワタクシ本間克範のソロプロジェクト『K-FUNK & Soulsonic』名義で
CD(ミニアルバム)をリリースする運びとなりました!
しかも今回のCDは小千谷、山古志に古くから伝わる伝統行事をめぐる
「牛の角突き」ツアーとのコラボレーションなのです!
何故ワタクシが牛の角突きとコラボするのか!?
ご 縁 が あ っ た か ら で す 。
事の始まりは2年前。
家内の高校時代の先輩が個人で旅行会社を運営されており、
その先輩から山古志の「牛の角突きがおもしろい!」という話を聞いたのがきっかけでした。
何が面白いのか。
勿論牛の角突き、つまり闘牛そのものも迫力があって面白いんですが、
若い世代が伝統行事を再興しようと様々なトライアルをしているという話に
とても心惹かれました。
一例を上げると、
日本のキャラクター業界の最大手、サ〇リオと闘牛をコラボレーションしたり、
イタリアのスーパーカー・ラン〇ルギーニの
オーナーズクラブ・ミーティングを誘致したり
(言わずもがなそのメーカーのエンブレムは「暴れ牛」)と、
ただ伝統を引き継ぐだけでなく新しい風を迎え入れようとする動きがあるというのです。
そこで視察を兼ねて2年前のシーズンスタート、
ゴールデンウィークに山古志の「牛の角突き」を観戦してきました。
いやあ、聞きしに勝る面白さ!
大きな牛がその巨体同士をぶつけ合う土俵に
生身の人間が何人も付いて牛をけしかけ、闘志をどんどん煽ります。
行司がワイヤレスマイクを使ってリアルタイム実況をします。
それが、
どちらの牛は○○な戦法が得意、
他方は相手の○○を狙ってタイミングを計っている…といった具合。
初めて見る観客にも今土俵で起きている事、
牛同士の駆け引きまでもがつぶさに分かるのです。
また観客席に着く前、
土俵の外では取り組みを待つ牛たちが近くでスタンバイしていたり、
また売店では美味しいカレーや何とA5ランク牛の串焼きが食べられたり、
お祭り気分を盛り上げてくれます。
そんな闘牛場を包む雰囲気をイメージした音楽を作ったら…?
というのがきっかけで今回CDを制作したという訳です。
3月、4月とドラムやパーカッションをスタジオに運び込んでのレコーディング、
自宅スタジオ(リビングのテーブルの脇など)でのプログラミングやミキシングなどなど。
極めつけは使った事のない「Adobe イラストレイター」でのジャケットデザイン入稿。
正直これが一番キツかった…。
これで入稿が3日遅れてしまいました。
普通なら許されないですよね。でも無理矢理それで許して頂きました。
今回は、
全曲を作・編曲、全楽器演奏、全曲録音及びミックス、
更にはジャケットデザインと完全一人作業で、
またせっかくの機会なので20数年ぶりにベースの弦を交換し(笑)、
昔製作した縦型の自作カホンも持ち出し、
仕舞にはDJ HoMMaまで出てきて、
もう本間克範大集結になっております。
いつの日かこのイメージ音楽が「牛の角突き」のテーマ曲になってくれたら。
そんな夢を思い描きつつ、できれば一人でも多くの方に聴いて頂きたいと思っております。
(音源の内容に関してはまた投稿します)
闘牛場を包む高揚感をダンスミュージックで、
また闘牛が終わった後の夕闇に包まれる情景を壮大なバラードで。
新潟県の地域振興に一役買えたならば幸甚です。
ご清聴(ご精読)ありがとうございました!