Drummer / Drum Instructorの
K-FUNK a.k.a. 本間克範の日記です。
コメント宜しくお願いします。
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シルバーウィーク目前です。
(この命名、微妙だと思います)
ようやく今月初頭に行ったLIVEをレビューしてみようかなと思います。
先ずは何と言っても『青木組LIVE!』。
9/5(土)、15:00~と19:00~の2回公演。
各130席がナント満員。
ゴイスー
ヤマハミュージック新潟から
多くの講師/演奏家を輩出しておられる青木先生の、
門下生中でも選りすぐりのメンバーで結成された精鋭軍団。
それが『青木組』です。
男女各3名の計6名が
エレクトーンhttp://electone.jp/という鍵盤楽器を駆使して
様々な音世界を作り出す。
僕はそこにドラムで彩を加える為に頑張らせて頂きました。
ちょっとこのブログにも上げましたが、
前日の金曜日は終日リハーサル。
本番当日も朝から2回の通しリハを行ってからの
本番2回。
ま~タフな仕事でしたね。
リハーサルの模様です。
ステージ両脇にスクリーンが。
ここに様々な画像や動画が映し出されるのです。
スクリーン作成は出演者Kuyunaちゃんのお母様。
凄い協力体制。
そして僕のセット。
エレクトーンと言う電子楽器とアンサンブルさせる為に、
今回は電子ドラムを使用。
しかしながら、
ヤマハでの公演にも拘らず僕の持つ電子ドラムはR社製。
自主規制でメーカー名は目隠ししましたが、
ついでにK-FUNK仕様にカスタマイズ。
ロゴを貼り付けました。
まあどうせ誰も気付きませんよ。ええ。
この画像でもよく判らないでしょうし。ええ。
肝心の演奏は、
J-POPありJazzyなアレンジあり、
更にはクラブ系サウンドやゴリゴリのフュージョンもありと
それはそれは多種多彩な音楽性に亘っていました。
電子ドラムは音色自体を変えられるのが
生楽器と違って便利なところですね。
引き換えに思うように行かない瞬間も多々ありましたが。
エレクトーン演奏は基本的には
楽譜通りプログラム通りに演奏すべく存在する楽器。
その存在意義はフィギュアスケートに似ていると思います。
規定演技をキッチリこなしつつも
そこには芸術性、表現力やドラマが要求されます。
僕が選ばれたと言うことは、
そこに即興性という色彩を織り込むのが役目なのだろうと。
つまりJAZZ。
フィギュアスケートもJAZZも瞬間芸術には違いありません。
しかし全く同じルーティンをひたすら繰り返すことで
常に同じクオリティの瞬間芸術を作り出すべく努力を重ねる
フィギュアスケートと、
正に瞬間芸術として存在し
全く同じ演技(演奏)は二度と訪れない儚さの中に
どれだけの芸術性を織り込めるかが命のJAZZは、
僕が語るまでも無く別物です。
エレクトーン演奏に日々研鑽を重ねる若い才能達に、
僕の今現在持てるJAZZ性で何かしらの一石が投じられたならば、
今回のコンサートは僕にとっても非常に意義深いものになると思います。
しかしヤマハ出身者の精神力の強さには脱帽しました。
同じ演奏を2日間の間に10回も20回も(しかもそれが10曲分以上)
繰り返すなんて。
降参しました。
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