[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
行ってきました。
琴音ちゃんメジャーデビュー後2回目のコンサートツアー。
思えば初めて琴音ちゃんの歌を聴いた時。
「なんだこの子は!?」
まだ中学生だった琴音ちゃんの歌声、佇まい 。
まず今どきの女の子にはない落ち着き。
そして、
儚げでありながら真っ直ぐに言葉を届けようとする強さ。
一度聴いただけで深く印象付けられました。
それからの躍進は多くの人がテレビで目撃した通り。
『音楽チャンプ』で優勝してメジャーデビュー。
CDから琴音ちゃんの歌声が、バンドサウンドに乗って聴こえてくる。
長岡の野外ライブで、同じく長岡のライブハウスで、弾き語りで歌われた歌が。
現役女子高生がメジャーデビューを果たして全国へ。
自作曲から他の作家による歌もレパートリーに加えて。
メジャーデビュー直前の公式リリースCD『願い』、
待望のメジャーデビュー第一弾『明日へ』。
そうやって順調にメジャーデビュー第二弾『今』。
十代としてのリアルな視点を大事にした「今」というタイトル。
ここを起点として琴音ちゃんはどんな風に成長していくのか。
将来を考えて現在地点を記録するCDなのかな...なんて偉そうに考えていたある時。
いや、
現役女子高生シンガーとしての彼女が見られるのは「今」しかない。
そんな機会は今後二度とない。
「今」は、
自分に突き付けられていたのか...!
そう考えたら居ても立ってもいられず、
残り僅かなツアー新潟公演のチケットをゲットしました。
シングル『今』の初回限定盤にコンパイルされた1stツアーとはまた違ったアレンジ。
エレクトロニクスを交えてGt.×2、Kb、Dsという変則4人編成で、
バンドのグルーヴはソリッドでありながら
サウンドはとても広がりを感じるアンサンブル。
そんな中で琴音ちゃんの歌声は、数々のライブで鍛えられてか
以前よりももっと伸びやかで、でも最大の特徴である強さと繊細さの同居は
以前にも増して彼女の歌詞世界をリアルな感情として迫ってきます。
確かな歌唱力、
確かなボイスコントロール、
寂しげでも前向きでも常に内省的な色を含んだ歌詞。
根底に流れるテーマ、
変わるものと変わらないもの。
時間の流れと心。
「嬉しさと悲しみは隣り合わせで」
「変わるものなんてくだらない」
何故この少女が、こんな心境になったんだろう?
何故こんな言葉が紡げるんだろう?
ただ歌が上手いだけではない、
こんなに若く素晴らしいアーティストが地元から生まれた。
また誇れる存在が出来た事に心から喜びを感じます。
テレビドラマや映画とのタイアップも果たし、
これからの活躍がますます楽しみになってきました。
11月を乗り切るモチベーションは11月30日のこの公演でした。
備忘録として。
K-FUNK
※画像中央上
※画像左
※画像中央下
※画像右
所謂「最初と最後」でした。
昔のバンド仲間と行ってみました。
しかしアルトサックス、バリトンサックス、ホルンという
ユニークな編成でした。
しっかり楽器が鳴っていて基礎力の高さが伺えましたよ。
若いチャレンジ精神がとても爽やかな皆さんでした。
メンバーの方々と話をするのもジャズストの楽しみ方の一つです。
こんなワタクシでも、
地元新潟において一応「プロ」と呼ばれる仕事を
させてもらっています。
ただ一般的に「プロ」といえば、
CDをリリースしてTVに出て雑誌に出て
大きなホールでコンサートをする人達の事を指しますよね。
知ってます。
生徒とも話した事がありますが、
日本においてのプロ...何かしらをして報酬を得る人
外国においてのプロ...何かしらにおいて専門知識/技術を持った人
といった解釈の違いがあります。
どちらが正しいか。
どちらも間違ってはいないと思います。
ただ英語である以上は外国の考え方が
本来の意味合いですよね。
新潟と言う「地方」(言い換えれば「田舎」)で
音楽活動をして報酬を得るというのは、
一般的な目から見た「プロ」とはだいぶ掛け離れています。
それでも演る側は「プロ」としての意識を
高く持っていなければいけません。
ただ、ギャラを得る事の方ばかり気にしてはいませんかと。
一般の人々にはなかなか持ち得ない技術と知識と経験を持って
人前でそれを披露する。させて頂く。
そして目指すべきは、
一般の人々がイメージする「プロ」が持つ
知識と技術と経験でしょう。
ミュージシャンであれば人前で演奏なりを披露する訳ですが、
観に来て下さる人々と演らせて頂く自分と、
技術と知識と経験において
一体どの程度の差異があるのか。
そもそも差異があるのか。
自分が人前で披露しているその技術は
誰が観ても聴いても本当に素晴らしいと言えるものなのか。
プロミュージシャン「ごっこ」で終わってはいないのか。
ギャラの話も大事ですが、
自分自身の技術やセンスに簡単に満足しない事、
常に自分自身の更新を怠らない意識の高さが
ギャラを生むはずです。
これを発言すれば
自分にも降りかかってくることは承知の上で、
ちょっと我慢できずしたためてみました。