[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
先日開催期間を終えた展覧会、
『トトロの森を描いた人・男鹿和雄展』。
開催期間中に殆ど休みが取れず、
あっても用事があって展覧会には行けませんでした。
よって、
最終日に観賞する事に。
AM11:00。
会場に通じる道路の混雑があり得ない事に。
物凄い渋滞。
家内がi-modeで調べたところ、
あろう事か同じ場所で
スノボ発表展示即売会と
地元の美味いもの博覧会が同日開催(涙)。
仕方なく他の用事を済ませて来る事に。
全部用事を終えて16:30再び到着。
今度は駐車場が空いてた!
会場に入ると、
1Fエレベーターホールが大変な事に。
1時間待ち。
アリエヘン。
いや、待ちましたよ。
そして観ました。
素晴らしかった。
その観察眼、描画力、
とにかくアニメの背景というイメージからは想像もつかない、
間違いなく芸術作品でした。
侍ジャイアンツ、
ガンバの大冒険、
あしたのジョー2、
はだしのゲン、
そして勿論一連のジブリ作品。
男鹿氏は現実世界の、
それも自然を描く力が凄かった。
「もののけ姫」と「千と千尋の神隠し」の背景画の存在感は
完全に生き物のそれでした。
映画でCGだったから生き生きしていたのではありません。
あれは画の段階で既に生きていました。
またもう一点驚いた事に、
背景画ってとても小さいんですね。
それがあの大画面で空気感や空間を表現している訳です。
信じられません。
そしてその存在意義は、
ドラムに通ずると感じました。
うまくいっている時こそ
その存在感は感じられなくなる。
しかしそれを
その場にいる人は皆
実は感じ取っている。
素晴らしい展覧会でした。