Drummer / Drum Instructorの
K-FUNK a.k.a. 本間克範の日記です。
コメント宜しくお願いします。
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今日は休み。
家族でドライブへ。
今日の目的地は長岡。
夫婦で昔お世話になった先輩の店へ。
Jazz Cafe「音食(ねじき)」。
http://hwsa8.gyao.ne.jp/nejiki/
僕も今まで何度かLIVEをさせてもらいましたが、
家内はマスターとはもう10数年ぶりの再会。
思わず子供を置き去りに
なつかし話やら何やらで盛り上がりました。
同じ脱サラ組の僕でさえ、
職場の元先輩が新しくジャズ喫茶を開店すると聞いた時は
「そりゃ無茶だよ~」と思ったものです。
そんな話をマスターに初めてすると、
やはり周りのみんな(家族、知人含めあらゆる人々)に
猛反対されたとの事。
ごもっとも・・・と思いつつ、
いざその夢が実現すると
助けてくれたのもそんな周りの人々。
「みんなのお陰で丸3年だよ」と、
感慨深げに話してくれたマスター。
バカ話も際どい話もいい話も、
全部同じ高さで話せるその人間性が、
やはり今の職業に向いているんだなあきっと。
そんな風に思いました。
画像は、
お金をくわえたカネゴンと
3人のジャズミュージシャンドール。
このミュージシャンドールを
「はいこれ鳩山さん」と言って見せてくれたマスターに、
ウチの息子2人は
明らかに当惑した様子でした(笑)。
それでこそアラキさん!!
県民大注目の中(笑)、
当日を迎えたコンサート。
『グレート・ジャズ・トリオ with ハンク・ジョーンズ』。
そのコンサートのフロントアクトに
「山崎英夫Quintet」として出演してきました。
リハーサルを入念に行うハンク氏一行。
これがまた中々終わらない。
ハンクはモニタースピーカーの位置を変えたりアレコレしながら
演奏コンディションを良くする為に手を尽くしている。
するとピアノのモニターに不調が発覚。
長いやり取りのせいで
僕らのリハ時間が
30分の予定も10分のみに(苦笑)。
しかし、
グレート・ジャズ・トリオの名に偽りはありませんでした。
91歳の年齢ながら2ステージをこなし、
流石に後半は疲れを隠せなかったものの、
見事にハンク・ワールドを展開していました。
91歳がアメリカからやって来て
2ステージのコンサートをこなしているだけで
もう十分奇跡です。
目の覚めるような素早いパッセージも
期待を裏切るような意外な展開もありませんが、
ひ孫といってもおかしくない年齢の
若手2人の良さを観客に見せたくて仕方ない…
そういった優しさのようなものをひしひしと感じる演奏でした。
実際リズムの2人の演奏は見事。
こんなミュージシャンがゴロゴロするN.Y.。
恐ろしいし素晴らしい。
そんな中僕らは、
前座だからといってお座成りな演奏を仕様なんて
微塵も思いませんでした。
限られた時間の中で、
演奏する曲の魅力を最大限に引き出せる
出来る限りを込める。
出来る事ならば、
そこに爪跡を残す。
それだけを考えました。
果たして結果は?
答えは見たお客さんの心の中にあると思います。
因みに。
普段手汗を全くかかない、
かかなさ過ぎてスティックが滑るほどのボクが、
本番には手に汗をかいていました。
やっぱりいつもと違うんだな…。
そんな日でした。
すごい寒波過ぎて、
笑うしかないですね、
この頃。
ライヴのお知らせです。
と言っても、
主役ではありませんが。
『ハンク・ジョーンズ・コンサート@新潟市民芸術文化会館』
http://www.ohbsn.com/event/hankjones/
ここで、
「山﨑英夫クインテット」として、
オープニングアクトを務めさせて頂く事になりました。
何と言ってもあのハンク・ジョーンズです。
生きた伝説です。
まさかそんなミュージシャンと・・・。
いや、
楽しませて頂きます。
チケットはA席を残すのみ、
信じられない位のお求め安い価格(笑)ですので、
まだお求めでない方は求めるべきです。
最後かもしれませんよ、
生ハンク。